伝説の『桜姫』、ついに。仁左玉コンビ。

歌舞伎座が期待に満ちたこの空気感。

幕が開いて5分も経たずに主役の二人が出てくるので盛り上る客席。舞台に魅了され、楽しんでいるいっぱいの女性たち。

いつ以来だろう。

歌舞伎を観るようになって20年。仁左玉『桜姫』となればウキウキです♪

『桜姫東文章』は30年以上前に、仁左衛門さん(当時片岡孝夫さん)と玉三郎さんの孝玉コンビで大絶賛だった舞台。
アタシは入門前の2004年7月に玉三郎さんの桜姫を観劇。その時の相手役は若手の役者さんということもあり、玉三郎オンステージという印象を受けました。

いつかは仁左衛門さんとで観てみたいなぁ、でもその日は来ないのだろうなぁ、と思っていました。

が…

その『桜姫』を仁左玉コンビで上演するというビッグニュースが!
4月分の発売日を心待ちにして、チケットを押さえました。取れて良かった♪

コロナ以降、歌舞伎界もお客様が滅法減ってしまい、きっと興行をすればするだけ赤字が増えてしまっているんだろうな…。落語界も大変ですが、アタシのような個人主催とは規模が違いますから。

玉三郎さんは以前はそれほど歌舞伎座に出演されていませんでしたが、ここの所は毎月の様にご出演されています。

ご自身が出ることで、少しでもお客様に楽しんで頂きたいという、玉三郎さんの想いが感じられた『桜姫』(上)でした。

6月の(下)も楽しみです。チケット取れると良いな。

 

<関連ブログ>

歌舞伎『桜姫東文章(下)』面白さの変化。

富十郎さん一世一代『船弁慶』後。雲助師匠と武智歌舞伎塾。