【メルマガ】『富久』掛けます!(12/5噺の種)

みなさまこんばんは。
今日は、噺の種で掛ける『富久』のことを。。。

暮れの噺。

どうしても『芝浜』『文七元結』の影に隠れがちですが、展開が一番ドラマチック!!

志ん生師匠と文楽師匠(先代)の十八番で、古今亭型と文楽師の型があります。

文楽師匠は、噺を練り上げて練り上げて、高座に掛けるタイプだったそうで…

『富久』をネタ出ししたものの、

「まだ出来ていない」

と、違う噺を掛けてしまったり、休んでしまったり……

評論家から「富休だ」、と言われていたそうです。

先代小さんが文楽一門だったこともあり、柳家の師匠方は文楽師型が多いようですが…

アタシは古今亭型。

馬生師匠(先代)のが好きで馬生師の型を教えて頂きました。

好きな理由は…12/5の噺の種のご挨拶で。

(うちの師匠も文楽師の型ですが、馬生師匠みたいにやりたいのだそうです)

たいこ持ち久蔵が富の札を買う場面。

そこから、物語が始まります。

市楽拝

 

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