真打として寄席に出演。
今回アタシが入れていただいた「仲入りの一本まえ」という出番。
例えば、鈴本では文菊兄さん(9月中席)、雲助師匠(9月下席)、一之輔兄さん(10月上席)などが顔付けされています。
責任重大な出番。
二つ目の時は、クイツキはありましたが、こういう出番は初めて。。。。
しかも、あたしの前には文菊兄さんや圓歌師匠がお出になられているので、さらにプレッシャー。
初日、二日目は勝手がわからずきつかった…(汗)
短い時間でまくらでどれだけつかむか
本編を短縮してでもまくらをしっかりしてつかみ、本編へ入る
時計を見ながら細部を省いたりと、やりながら試行錯誤
メルマガでご案内したこともあって、あたしを応援してくださるお客様のお姿もちらほら。
少しホッとしたのもありますが、三日目あたりから、一席終えたあとの拍手が変わってきたように感じました。(単純なんで)
そして、気を付けたのは、頂いた時間を守ること。
時間をこぼせば、その分、誰かの時間が短くなってしまいます。
時間を守れないのはプロとして…。
時間ドロボーになっちゃいますから…。
と思っていたのに、今回10日間で、2回こぼしてしまい、猛省。。。
そんなこんなで、
ヒリヒリしました!
披露目の時より顔つきが締まってきたとかみさんに言われました。
そしてもうひとつ今回感じたこと。
お客さまの存在。
「寄席」に足を運んでくださるお客様。
本当に「落語」「寄席」がお好きなんだなぁと感じました。
そして、どんな状況でも、「寄席」でお客様をいっぱいにできる噺家にならなければ!
と切に思いました。
また出番を頂けるようがんばります!
余談:ちなみに、十日目も『風呂敷』を!