新年、明けましておめでとうございます。
大変な状況ではございましたが、旧年中は皆様にお力添頂き、真打ちとして一歩を踏み出すことが出来ました。
お披露目を終え、真打として通常の寄席に上がると、お客様に楽しんで頂けるネタ、力が足りていないネタ、など、いろいろと見えて参りました。
手応えと課題を与えてくれる寄席は、我々噺家にとって大事な研鑽の場所であり、お客様との出会いの場です。
今年は真打ち二年生。
隔月の「噺の種」を中心に、自主公演では蔵出しと初演を重ね、寄席で楽しんで頂けるネタを磨き込んで増やして参ります。
これまで通り、古典一筋は変わりませんが1月には初めての改作寿限無にも挑戦。
8月には圓朝物と芸の幅を広げて参ります。
どうぞ2021年もアタシの奮闘にお付き合いくださいまし!
令和三年元日
玉屋柳勢