移住し、１ヶ月が経ちました。
生活リズムもだいぶ整ってきました。
環境の良さと食べ物の美味しさ、仕事のしやすさ。そして妻の実家があること。
移住した理由はそんなこと。
「来年以降も気温が上がるであろう東京よりも、福島の方が良いんじゃなかろうか？」
福島から東京へ戻るたびに、そんな気持ちになっていました。
ただ、普通に考えて、１０日間福島から東京の寄席には通えませんから・・・移住の「い」の字も無かったのですが、
寄席の興行中は実家の千葉へ戻り、そこから通う設定で、福島から東京までの交通費などを計算し、寄席のワリ（給料）と比較したところ…
なんとトントン！
赤字にならないんです。
そこで初めて「移住するのもいいな」と考えました。
こちらでお仕事を頂くことが増えてましたし、落語そのもののお客様の反応も良い。
また、アタシは二ツ目時分に片っ端からネタ数を増やしましたが、これからは「これ！」と決めた噺を磨くことを第一にしたい。
勉強会の数を増やしても、同じお客様に立て続けに同じ噺を聞いて頂くのは気が引けます。
しかしこちらは駅１つ違えばお客様はガラッと変わります。
（１駅間が長いのよ）
そして数ヶ所で会をすれば、その数だけネタを磨くことが出来ます。
アタシは決めました。
「移住しよう」
そこから9月下旬に移住するまで大変なバタバタ。
それについて色々お話ししたいのですが…それはまたいずれどこかでお喋りしたいも思います。
あ、1つだけ。
よく国や自治体が移住支援金が出ますよ、
というけど、あれはかなりハードルが高いです。
当然芸人には出ません（笑）
（2024.11.2 7:41 HPに投稿）