昨夜はお足元の悪い中ご来場ありがとうございました。
この勉強会も第9回目。今回は
『つる』『源平盛衰記』『らくだ』の3席でした。
<終演後メモ>
つる
今回のねたおろし。入船亭扇橋師匠と桂文朝師匠のが好き。アタシも大ベテランになったらこの噺を寄席でふわっとやって客席を沸かせたいな。
源平盛衰記
以前よくやっていたが、今回は中のくすぐりや脱線の部分をいろいろ変えてみた。
らくだ
久しぶり。お客さまからさげをお褒め頂きましたが、あれは柳家小里ん師匠の拵えたさげ。
ふぐを使ったのほアタシの工夫。
寄席での二つ目の役割は〈笑う空気〉を作ること。これがうまくいかないと後に響いてくるので気が抜けません。
ホール落語会での二つ目としての出番では、空気作りはもちろん、期待値を持って聞いてくださるお客様に(その時点での)得意ネタを聞いて頂く場でもあります。
一方、独演会やネタおろしを含む勉強会は、会の初めから終わりまで全てが自分ひとりの責任。ただネタをお稽古するだけではなく、演目や会の流れまで全て考えます。
一席やるだけの会とは違い、お稽古も準備も大変ですが、手応えも大きいので今後も頑張ります!