先週末、ナツノカモ低温劇団の「ていおん!!」を観てきました。
・大きな声でツッコまない
・スピードで圧倒しない
・比較的長い
・わからなくてもジワジワおもしろい
・どこで笑ってもいいし、笑わなくてもいい
をコンセプトとした劇団です。
実は、作・演出のナツノカモさんは、以前、落語家で、アタシと二人で勉強会をやっていました。このコンセプトを見るだけで、アタシと真逆の芸風(汗)。彼が舞台に立つのを見るのは、どれぐらい振りだろう…。ほんと嬉しかったです。とは言え、彼のこういう舞台を観るのは初めてだったので、(勝手に)身内の気分で、ドキドキしてました。。。
公演は8本のコント。
01明日の手術
02ノットヒーローインタビュー
03恩返し―バス停にて
04娘さんをください(再演)
05婚活パーティーにやって来ました
06夢風船
07書きながら、一度も読み返すことなく、登場人物や結末も一切決めず、初めから終わりまで一気に書き上げたコント
08親子酒
01・02・04は漫才やコントでよくある設定なんですが、それを素直にやるナツノカモさんじゃあありません(笑)
01から05まで、普通ではない普通以上に面白いコントが並んでいて、「面白いけど、コンセプトと違うのでは?」と思っていたら、06でやられました!
老夫婦の淡々とした会話で不思議な世界を描いていく、笑うポイントは(とくに前半)ないんだけど面白くって、「あぁ、これがやりたかったんだ、この世界観を受け入れてもらう為に、前半のコントがあったのかな」と思いました。
その後もナンセンスな07、そこからいい噺の08と、いつからか気が付いたら、一観客となって楽しんでました。
次回公演も楽しみです!
▲一緒に会をやっていた仲間の舞台を観に行きました。役者さん達の台詞が彼の言い回しだったので、何だか嬉しくてゲラゲラ笑いながらジーンとしちゃいました。昔も今もボクに一番刺激をくれるのはこの男です!今日と2年前の二人。#ナツノカモ低温劇団 pic.twitter.com/DW1xGkET91
— 柳亭市楽 (リュウテイイチラク) (@jibuemon_J) 2019年1月20日